2015年05月24日

「ドラゴン」デザイナーズノートその4

 前回の記事はこちら
 
■手札の息切れシステムとコンコルディア
 初めに軽く触りましたが、
 ドラゴンでは何か行動する際にカードを使用します。
 そして使用したカードは手から一時的に離れ、
 徐々に行動の選択肢が狭まっていきます。
 
 基本アクションの内容を暗記せずとも、
 カードを見ることでわかるプレイアビリティにし、
 その中で遊びを生み出せないかと思った結果のアイディアです。
 
 後にリトルエッセンで購入した
 「コンコルディア」という素晴らしいゲームに出会いました。
 
 面白さに感動しつつも、絶望を味わったのを今でもよく覚えています。
 
 「この手札の動き、被った…!」
 
 でも、昔からこういったカード循環システムはありましたし、
 そもそもゲームの内容が違うものなのでドラゴンを捨てることはしませんでした。
 
 しかし良いところは取り入れようと思いました。
 
 当時のドラゴンのアクションカードは
 アクションの記号のみ書かれていたカードでした。
 コンコルディアのアクションカードを見て、
 テキストを書いたほうがより親切だと思い、
 そこは正直に言いますと、パクリました。
 
 コンコルディアは本当に面白いゲームです。
 特に長官というアクション。
 あれだけで一つゲームが作れそうだなーと感じました。
 もし未プレイであれば、
 長時間かかるゲームではあるのですが
 覚えることはそれほど多くなく、面白いのでオススメです。
 
 ※本気で勝ちたいという
  勝負にこだわる人は考えることが多くなり、難しいとは思います 
 
■買い物について
 最初のバージョンでは買い物というアクションがありました。
  ・仕事場カードを買う
  ・食料を買う
  ・赤のエレメントを買う
  ・青のエレメントを買う
  ・緑のエレメントを買う
  ・黒のエレメントを買う
  ・素材(エレメント)を売る
 
 昔は買い物アクションで素材が買えていました。
 そして、リソースもお金以外に4種のキューブがありました。
 
 赤、青、緑のエレメントはほぼ同列で、
 黒は赤と青、青と緑、赤と緑を組み合わせることで生み出せる
 上級素材でした。
 
 買い物では
 主に仕事場カードと食料の購入、
 素材を売ってお金にすることがメインになるように
 素材の値段設定していました。
 
 仕事場からエレメントが簡単にゲットできていたので、
 エレメントは買い物で買う必要がなかったのです。
 当時の仕事場は未調整だったので
 エレメントがどっかんどっかん手に入っていました。
 
 ただ、仕事がそもそもできないという問題のせいで、
 素材の購入をすることがありました。
 
 仕事アクションの調整していくうえで、
 買い物が万能で色々出来すぎてしまったので、
 買えるものを仕事場のみにしました。
 
 そこで買い物はしばらくの間、
 誰も選ばないカードになりました。
 
 仕事場を獲得しても自分が使えなかったからです。
 
 ここから仕事場を欲しいと思わせるための調整が始まります。
 
 つづく
posted by やざわ at 21:56| Comment(0) | 自作ゲーム:ドラゴン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする