「マメィ」
■アートワーク
井上磨
■プレイ人数
2人〜4人
■ゲームの時間
30分〜45分
■対象年齢
10歳以上
■説明書
MAMEY説明書
MAMEY_English_Rules
■動画
■どんなゲーム?
プレイヤーは「農家」となって豆畑を掘って豆を見つけ、
より良い組み合わせで、ほかのプレイヤーよりも早くお店に売りましょう。
豆を売って最もマメィ(お金の単位)を稼いだ人の勝利です。
プレイヤーは2枚の手札を持った状態でゲームがスタートします。
手札に豆カードを集めて、良い感じの組み合わせを作りたい!
というのがゲームを通しての目標になります。
豆カードを手に入れる方法は
「ウィンストンドラフト」と呼ばれるドラフトを参考にしています。
これが楽しいポイントの一つとなっています。
順を追ってどんな感じで豆カードを手に入れるか説明します。
文字が多くて読むのめんどくさいな、と思った方は動画のほうを見てもらえればと思います。
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1、
豆カードは畑から収穫すると手に入ります。
畑は左から、1の畑、2の畑、3の畑と順番が決まっていて
ゲーム開始時は裏向きの豆カードが1枚置かれています。
1の畑 2の畑 3の畑
2、
豆カードを畑から収穫するぞ!と決めたら、
まずは「1の畑の豆カードの中身を全て」を確認します。
急に2や3の畑から確認はできません。
確認した豆カードが欲しければ、手札に加えます。
ここで畑の収穫は終了となります。
3、
もし、1の畑の豆カードをいらないと思ったら、
確認した豆カードすべてを元の畑に表向きで戻します。
そして次の「2の畑の豆カードの中身を全て」を確認します。
1の畑の時と同様に、
確認した豆カードが欲しければ、手札に加えます。
2の畑の豆カードをいらないと思ったら、
確認した豆カードすべてを元の畑に表向きで戻し、
3の畑の豆カードを確認し…という流れになります。
3の畑の豆カードもいらないと判断した場合は、
山札の上から1枚豆カードを引いて手札に加えます。
★一度いらないと判断した畑の豆カードがやっぱり欲しい!と思っても、
戻って獲得することはできません。
そこそこの豆カードで妥協するか、
欲しい豆カードが出る可能性にチャレンジするか悩ましいのです!
4、
2の畑の豆カードを取ることにしました。
豆カードを獲得したら、山札から畑にカードが補充されます。
豆カードの内容を確認した畑にカードが補充されます。
1の畑はプレイヤーが確認して、カードを表向きにして返したので、
表向きのカードの上に1枚、裏向きのカードが補充されます。
2の畑はプレイヤーが確認して、獲得されて空っぽになったので、
1枚、裏向きのカードが補充されます。
3の畑はこのターンでプレイヤーに内容を確認されなかったので
補充はされません。
★豆カードが取られなかった畑には表向きの豆カードが溜まっていきます。
豆カードが溜まった畑から豆カードを取ることにした場合、
一度にたくさんの豆カードが手札に獲得できるのです。
つまり、いらないと判断してカードを置いてしまうと、
他のプレイヤーの得になってしまうかもしれません…!
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こうやって手札にカードを集めていきますが、
制限なく豆カードを獲得し続けることはできません。
7枚以上手札に持っていると、畑の収穫をすること自体ができなくなります。
手札は何枚持っていても良いですが、もう引けなくなる、という状態になります。
そうなった場合、手札の豆カードを売ってお金を稼いだり、
不必要な豆カード捨てて、売却する際に必要な商人コマを獲得して
手札を減らす必要があります。
豆カードには色と数字があります。
手札の豆カードを良い形で組み合わせて、公開し、売却していくことでお金を得ます。
高価格の組み合わせはなかなかそろわないのですが、揃ったときは気持ち良いです。
■その他
じわじわと面白い、シンプルで簡単なカードゲームです。
過去作の「老師敬服」や「ドラゴン」などと比べ、
圧倒的に楽しさがわかりやすいゲームになっています。
簡単なゲームということもあり、今回は可愛い感じのアートワークが良いと思い、
井上磨さんにアートワークをお願いしています。
主役の豆たちを始め、カードの裏、お店ボードの模様等、どこを見ても可愛い、
そんな感じに仕上がっていると思います。