第1回!うろ覚えで語る、このゲームのココが好き!
続くかどうかわからないけれど、とりあえず回数を書きました。
基本的にずいぶん前に遊んだ、ルールを読んだうろ覚えな状態なので
ルール間違ってるよ!とかは勘弁してほしいです。
第1回は【the DOME】です。
https://boardgamegeek.com/boardgame/174403/dome
デザイナーはHope S. Hwangさん。
Hope S. Hwangさんといえば、
ギルドホールが一番有名かもしれません。
https://boardgamegeek.com/boardgame/132372/guildhall
最近だと、ガニメデを作られています。
https://boardgamegeek.com/boardgame/248005/ganymede
知る人ぞ知るゲーム、マクガフィンも作られています。
自分はマクガフィンは知らないゲームです。
https://boardgamegeek.com/boardgame/134574/macguffin
■ゲームの概要
プレイヤーはハッカー的なものになって、対戦するTCGライクなゲームです。
テキストもバリバリあって、対戦相手のライフを削ることが目的…だったような気がします。
※
自分はあまり勝ち負けにかかわるところというより、
過程でどんなシステムがあるのかというのが琴線に触れるため、
よほどのことが無い限り勝った負けたの話は登場しません。
■面白ポイントその1「ライフファイアーウォール」
まず箱裏の個人ボードらしきものを見てほしいです。
https://boardgamegeek.com/image/2442579/dome
なんか、回路みたいなものが見えるでしょうか?
やや大きめの穴が1段目に4個、2段目に5個、3段目に6個書かれた回路です。
↓こんな風なやつ…。
○○○○
○○○○○
○○○○○○
それがプレイヤーのライフを表していて、
左上の穴にライフカウンターを置きます。
ライフが減るとライフカウンターは右に動きます。
そして一番右からライフが減ると下段の一番左にライフカウンターが移動します。
このゲームはライフカウンターにファイアーウォールがあります。
一度下段に落ちたライフカウンターは上段に戻ることがありません。
単に漠然としたライフを削るだけでなく、ライフに細かいチェックポイントを用意していて、
それがちょっとした緊張感を生んでいて面白い!…かもしれないと思いました。
■面白ポイントその2「リソースサイクル」
このゲームではカードを使用する際にリソースを使用します。
個人ボードの下段に赤、青、黄のリソースを置くスペースがあります。
リソースはリソース獲得アクションをすると、
自分の手札を赤に置けば赤リソース、青に置けば青リソースとなります。
たしか、キャラクターごとに各リソースの上限が決まっていて、個性になっていたような気がします。
ここまではよくある、ちょっと変形した手札をコストに使うゲームに見えるかもしれません。
このゲームで面白いところは、
コストを支払って使用したカードは効果を発揮した後、
捨て札置き場ではなく、そのカードに示された色のリソースへ移動することです。
めちゃくちゃ細かいところですが、1リソース発生するわけです。
これにより何が生まれるか、どのカードにつなげられるかという想像力を刺激してきます。
カードって使用したら捨て札に行くのが当たり前だと思っていたけれど、
「一度リソース置き場を経由する」というのに感動した記憶があります。
■最後に
自分はテキスト効果の連鎖というのが苦手で、コンボを見つけるというまでには至らなかったのですが、
いつか何かに生かしたいシステムとして心に残っている一つのゲームです。