2013年11月14日

たねまきが日の目を見るまでA

前回の記事はこちら

フリーマーケットを終えて、
まず最初の調整として限界まで換金レートをはねあげてみました。

大根1枚で1ホイヤー、大根3つのカード1枚で
なんと一気に3ホイヤー稼げるところまで上げました。
ほかのカードも同様に大根を基準にレートをはねあげました。

次にカードの追加です。

一度過去に追加しようとしていた
「なす」という種カードが追加候補に挙がっていました。
1ホイヤーまでが遠いけど、
途中で急に換金率が良くなり最大5ホイヤー稼げるというピーキーなカードです。

しかし、なかなか換金できないとなるとやはり使われづらいです。
やはり動きのない展開となってゲームが退屈で長く感じてしまいます。

そこで「無害なカード」をいれよう、ということにしました。
「なす」は換金率が悪く、もらってしまったら畑をなす用に空けなければなりません。

どこにでもおいてもいいカード、とりあえず現状維持ができるカードとして
「こやし」が生まれました。

こやしは誕生当時は植えてもマークは増えず、
本当になんにもならないクソカードでした。
そしてかなり限定的でわかりづらいカードでした。

「大根3つのカード1枚で収穫すると、3ホイヤー生み出すけど、
 畑のカードが1枚しかないから1ホイヤーにしかならない。
 そんな時に活躍するのがこやし。
 その畑に肥やしが2枚あれば、畑は3枚になるので3ホイヤーにできるよ!」



???


とてもわかりづらく、良くないなと思いました。
しかも、もらっても手が進むわけでもないのでもらっても嬉しくないのです。

「万能で何か1つを生み出す」にすれば嬉しいし使いやすいなと思いました。

フリマの時に万能は強すぎるのではないかと思っていたけれど、
ボーナンザと違い、
たねまきには2つ分や3つ分のカードがあるので、
状況によって強いと言い切れないと判断しました。

ここで引き上げすぎた換金レートを下げつつ、
肥やしを含めた換金レートの調整を行いました。

全カードのレートを緩やかに、
ここはひとつ多い、少ないなどちまちま変えつつ、
テストプレイをしました。

手札からカードを配るというルールにしたことにより、
そのまま多人数対応にもなりました。

結果「ビブリオス」ではなく、
「もっとホイップを」のようなゲームになりました。

手番プレイヤーが好きに配れる上に、
配られる側はカードを選べるチャンスが1度というのがビブリオス。
最後に残ったカードを得るのがもっとホイップを、という感じでしょうか。

そういうわけで「たねまき」が
ゲームマーケットにてリリースされることになりました。

たねまきのキャラクター達がなんとなく手応えを感じられたので、
今後、このキャラクターたちを使った新作が作れたらいいなぁ。
posted by やざわ at 01:10| Comment(0) | 自作ゲーム:たねまき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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