「老師敬服〜正派対邪教〜」
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■アートワーク
山内 貴司(Plan E)
■マニュアル校正・校閲
西田 誠
■翻訳
Saigo
■プレイ人数
2人
■ゲームの時間
30分〜45分
■対象年齢
10歳以上
■説明書
日本語説明書
English_Rules
■動画
■内容物
お金(黄):25個
酒(青):25個
1敬服チップ:30枚
5敬服チップ:2枚
10敬服チップ:2枚
弟子カード:17枚
アクションタイル:24枚
先生タイル:1枚
ルール:日本語 / 英語
■ゲーム内容
2016年にHOY GAMESから発売し、
ホビージャパン様より2019年にリメイクされ発売された、
「老師敬服」が二人専用になって帰ってきました。
老師敬服とはどんなゲームなのか、
また、どのような差があるのかを紹介します。
1.老師敬服とは
老師敬服でプレイヤーは道場の老師となり、自分の道場の繁栄を目指します。
ゲームは手番プレイヤーが手札から次のようなアクションタイルを出して、効果を発揮、
その後手番プレイヤーを入れ替え、アクションタイルを出して、
という流れを交互に行います。
(アクションタイル)
これらのアクションタイルを使って、素材を集め、
新しい弟子を勧誘したり、勧誘した弟子を鍛えたり、
新しく奥義を編み出したりすることで勝利点を獲得していきます。
また、他プレイヤーから「敬服」されることも重要になります。
「敬服」とは、
「手番プレイヤーの行ったアクションを手番でないプレイヤーも同様に行う」
という行為です。
相手が使ったアクションがすごく強くて、
自分も使いたいと思えば「敬服します」と「敬服」することで使用できるのです。
新しく編み出した奥義もアクションとして使用することが出来るのですが、
奥義の効果は非常に強力です。
しかし、奥義ですらも敬服されれば相手に使用されてしまうことになります。
(奥義タイル)
敬服は強力ではあるものの無料で行えません。
「敬服チップ」という素材を消費することで敬服することが出来ます。
常に自分、そして相手の敬服チップの量に気を配る必要があります。
(敬服チップ)
また、敬服で使用したチップは裏返して、手番プレイヤーに渡します。
このオレンジの面になった敬服チップは敬服には使えないものの、
ゲーム終了時の勝利点になります。
(図では手番プレイヤーのことを「親」そうでないプレイヤーを「子」と記載しています。)
敬服のし過ぎも気を付けなければなりません。
敬服をうまく使いつつ、相手よりも高い勝利点を目指しましょう!
というゲームです。
2.(新要素)子アクション
本作では敬服せずとも、手番ではないプレイヤーもアクションができるようになっています。
アクションタイルには2つのアクションが書かれており、
手番プレイヤーはやりたい方を自分の方向に置きます。
これを手番ではないプレイヤーは敬服することが出来ます。
その後、手番ではないプレイヤーは敬服していても、していなくても、
反対側のアクションを行うことが出来ます。
この「子アクション」は敬服できません。
そのため手番でないプレイヤーは最大で
敬服によるアクションと子アクションで2回の行動ができます。
非常に敬服が強力になりました。常に敬服したい!
手番プレイヤーは自分のアクションと同時に
子アクションで何をさせるかも考える必要が出てきます。
そして、どちらかというと敬服されたくない!
元の老師敬服とは敬服性の違いがある要素となっています。
ちなみに奥義は強力なアクションな上に子アクションがありません。
敬服されてしまうことはありますが…。
その分、習得にかかる素材が高く設定されています。強い!
(奥義タイル)
3.(新要素)正派と邪教
本作で登場する弟子たちは「正派」「邪教」のどちらかに所属しています。
ゲーム終了時に相手よりも「正派」の弟子の数が多い、「邪教」の弟子の数が多い、
さらに両方とも多いとボーナスで勝利点を得ることが出来ます。
「正派」と「邪教」両方で1枚分になる「中立」の弟子や、
「正派」2枚分、「邪教」2枚分になる各勢力の「幹部」といった弟子もいます。
ただし、勧誘しただけの弟子はマイナス点を持っているものがほとんどです。
鍛えてあげることで、マイナス点は勝利点へと転じます。
勧誘に必要なコストをもう一度支払うことで鍛えることができます。
そうして、裏面の真の姿に覚醒するのです!
勧誘と鍛錬に関してはおなじみの要素ではあるのですが、
元の老師敬服にある能力をもつ弟子は存在しません。
全能力を一新しています。
各弟子が鍛錬するとどんな姿になるのかも含めて、お楽しみに!
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